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オンライン入学式(仮)での祝辞 at キリロム工科大学 by 釜我昌武 2021年3月15日

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キリロム工科大学(Kirirom Institute of Technology)の学務担当副学長の釜我昌武(KAMAGA Masamu)です。 本日、2021年3月15日は、私が副学長になってから初めて、新入生の受け入れを行いました! 2014年に始まったキリロム工科大学も、今回は9期生の受け入れです。学科別としては、先端技術IT学科9期生、観光経営学科3期生、そして新規に開設された建築学科1期生が入学しました。 元々は昨年の11月に新入生が入学するはずでした。しかし、新型コロナウィルスの影響による、高校の卒業時期の遅れに伴い、大学の入学時期も遅れに遅れてしまいました。キリロム工科大学だけではなく、カンボジアの大学は同じ状況です。 しかし、キリロム工科大学は、カンボジア政府の教育・青少年・スポーツ省と適切にコミュニケーションを取り続け、本日ようやく新入生を受け入れることができました。 ただ、「2月20日コミュニティイベント」と呼ばれている、カンボジアにおける新型コロナウィルスの市内感染の発生により、新入生はキリロムに物理的に来ることが大変困難になってしまいました。そのため、本日はオンラインで新入生のオリエンテーションを行いました。 本日はオリエンテーションだったので、入学式ではありませんでした。しかし、難関の試験に合格した優秀な新入生たちとのファーストタッチでしたので、学長や他の副学長と共に、私からもWelcome Remarksということで、入学の祝辞を10分程度で、述べさせていただきました。 実際に話した内容は以下の原稿のドラフトとは多少異なりますが、共有します。 Welcome Remarks to New KITIAN!  Good morning, everyone!! First of all, congratulations for passing the entrance exam of Kirirom Institute of Technology, Cambodia! It is my very big pleasure to meet you all today even through online!  And, I would like to extend my congratulations to the families who ha

まるで避暑地でのワーケーション!キリロム工科大学でのお仕事の一風景

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ご無沙汰しております。 キリロム工科大学(Kirirom Institute of Technology)の学務担当副学長の釜我昌武(KAMAGA Masamu)です。 時が流れるのは早いもので、2021年も既に3月になってしまいました。 さて、東南アジアの一角、カンボジアの首都プノンペンからやや離れた国立公園内にあるキリロム工科大学での仕事・生活は、なかなかキリロム以外のところからは知る術がありません。そのため、その仕事や生活の様子、そしてその魅力を少しずつブログに書いたりしながら発信していこうと思っていたのですが、これまで全然書けていませんでした。 実は、私自身にとっても、毎日が目まぐるしく過ぎていく中で、しっかりと自分の歩んできた生活の記録を残しておくことは大切だと強く感じています。少しずつ時間を取って、ブログなどの形でまとめていきます。 繰り返しますが、東南アジアはカンボジアの、大自然と共にある高原リゾートの中に、キリロム工科大学のキャンパスがあります。そのような環境での仕事は、なかなかユニークで、大変そうに思えるかもしれませんが、私にとってはとても快適なものです。 今回は、キリロム工科大学での仕事の一風景について現場の写真と共に書いてみました。 とは言っても、キリロム工科大学のキャンパスそのものではなく、キリロム工科大学併設のリゾートでの写真を中心に載せて記事を書きました。 まるで夏の避暑地でのワーケーション!Workation! 最近流行りの「ワーケーション」という言葉を使ってみました。 ワーケーションとは、英語で書くと「Workation」で、「Work」と「Vacation」から来ている言葉のようです。「Work」つまり「労働」と、「Vacation」つまり「休暇」を組み合わせた言葉なので、「働きながら休暇を取る」、または逆に、「休暇を取りながら働く」というような生活スタイルのことを示します。 2020年より始まった新型コロナウィルスの影響、いわゆるコロナ禍のせいで、私たちの社会において密を避ける必要性が出てきています。そのため、多くの人が出社をする代わりに、家などで仕事をすることを推奨されるようになりました。その結果、在宅勤務やテレワーク・リモートワークで仕事を進めていく時代が到来しています。地方への移住をする人も増えているのかもしれません。 そう